国立研究開発法人産業技術総合研究所
未来の腐食予測、今始めます

国立研究開発法人産業技術総合研究所
未来の腐食予測、今始めます
この特許は、地盤の比抵抗を計測し、その地盤に埋設された金属管の腐食予測を可能にする新しい技術を提供します。特に、キャパシタ電極の対からなるダイポール電極を利用して高周波交流電気探査法により、絶縁体の舗装材下の地盤の三次元的な見かけの比抵抗を計測し、これを基に金属管の腐食予測を行います。このシステムは、キャパシタ電極と舗装材との間に水を介在させて接地を与え、ダイポール電極に正弦波の交流電圧を印加して地盤内に電流を与える通電手段、ダイポール電極で交流信号を検出する検出手段、通電手段からの参照信号で検出手段からの交流信号を直交同期検波して計測電位を抽出する情報処理手段を含みます。キャパシタ電極は、吸水スポンジからなり、車軸に取り付けられ、転しながら移動可能です。
つまりは、絶縁体の舗装材下の地盤の三次元的な見かけの比抵抗を得て金属管の腐食予測を可能にするシステムとその方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 建設業水道業都市ガス供給業
- 地盤の腐食予防
- インフラメンテナンスの改善
- 災害リスクの低減
地盤に埋設された金属管の腐食予測を行い、必要なメンテナンスや交換を計画的に行うことで、事前に問題を防ぐことができます。
この技術を活用することで、水道管やガス管などのインフラメンテナンスをより効率的に行うことができます。腐食の進行具合を予測し、適切なタイミングで修理や交換を行うことで、故障によるサービス停止時間を短縮することが可能になります。
地震や豪雨などの自然災害によるインフラ破壊リスクを低減するために、この技術を応用することが可能です。地盤の状態を詳細に把握し、金属管の腐食状態を予測することで、災害時のリスクを評価し、必要な対策を講じることができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-000952 |
発明の名称 | 金属管腐食予測システム及びその方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2018-109589 |
登録番号 | 特許第0006501128号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です