国立研究開発法人産業技術総合研究所
高密度かつ高品質な磁性粒子を生み出す製造方法

茨城県つくば市梅園1-1-1 つくば中央第1(産総研内)
登録情報の修正申請国立研究開発法人産業技術総合研究所
高密度かつ高品質な磁性粒子を生み出す製造方法
茨城県つくば市梅園1-1-1 つくば中央第1(産総研内)
登録情報の修正申請本特許は、LaおよびSrの両方の元素を含有し、鉄元素に対して1原子%から20原子%の含有量を持つ磁性粒子の製造方法に関するものである。具体的には、添加元素の硝酸塩、塩化物、酢酸塩または硫酸塩を含有する化合物と反応させ、スピネル型構造の酸化鉄と添加元素とを含む鉄化合物粒子を生成する。その後、鉄化合物粒子の表面にケイ素化合物を用いてシリカを含む被覆層を形成し、850から1100度で4から6時間熱処理することで、イプシロン下酸化鉄および添加元素を含む磁性粒子を生成する。さらに、生成した磁性粒子からシリカをアルカリ水溶液を用いて除去する工程を含むことも特徴としています。
つまりは、高保磁力化及び高磁化を目指した磁性粒子の製造方法を提供し、製品の小型化やデータの大容量化に貢献します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 電子部品製造業自動車製造業データストレージ業界
- データストレージの高密度化
- ミリ波吸収機能の向上
- 高品質な磁性材料の提供
本特許の磁性粒子製造方法を用いることで、より小型で高密度な磁性粒子が得られる。これにより、データの大容量化が可能となり、ストレージデバイスの進化に寄与する。
磁性粒子の製造方法を工夫することで、30GHzから150GHzまでの高い周波数領域でミリ波を有効かつ選択的に吸収する能力を持つ磁性粒子を作り出すことが可能となる。これにより、通信機器やセンサーの性能向上につながる。
本特許の製造方法を用いることで、ネオジ鉄ボロンや窒化サマリウム鉄のような高品質な磁性材料を作り出すことが可能となる。これにより、資源リスクや製造コストを抑えつつ、高品質な磁性材料を提供することができる。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 | ASK 実証実験 | ASK サンプル・プロトタイプ | ASK
特許評価書
- 権利概要
| 出願番号 | 特願2016-257007 |
| 発明の名称 | 磁性粒子およびその製造方法 |
| 出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
| 住所 | 茨城県つくば市梅園1-1-1 つくば中央第1(産総研内) |
| 公開番号 | 特開2018-110168 |
| 登録番号 | 特許第0006856196号 |
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- ライセンス
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