国立研究開発法人産業技術総合研究所
アミノ酸を活用した有機ナノチューブの新時代

国立研究開発法人産業技術総合研究所
アミノ酸を活用した有機ナノチューブの新時代
本特許は、アミノ酸を含有する両親媒性分子から形成され、有効成分のカプセル化等に利用可能な有機ナノチューブに関するものである。特許に記載される有機ナノチューブは、アミノ酸残基が配置された内表面および外表面を有しており、その特性はRとR'の選択により変化する。RはOH、OMe、OEt、エチルアミノ基、またはヒドロキシエチルアミノ基で、R'はHH、tert-ブトキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、エチルカルボニル基、PEG化カルボニル基から選択される。これらの構成により、有機ナノチューブは疎水性、親水性、中性、カチオン性、アニオン性などの特性を持つことができ、その用途は広がっている。
つまりは、本特許は、アミノ酸含有両親媒性分子から形成される有機ナノチューブについて説明しています。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 バイオテクノロジー製薬業界ナノテクノロジー
- ドラッグデリバリーシステムへの応用
- 化粧品への応用
- 環境浄化への応用
アミノ酸含有の有機ナノチューブは、薬物を内部に閉じ込めて体内に運ぶドラッグデリバリーシステムに利用することが考えられます。ナノチューブの特性を調整することで、必要な場所での薬物の放出をコントロールすることが可能になります。
有機ナノチューブは、美容成分を内包し、肌に浸透させる化粧品として応用することが可能です。特定の美容成分を特定の肌の層まで運ぶことで、より効果的なスキンケアが可能になるでしょう。
有機ナノチューブは、汚染物質を吸着し、除去するための環境浄化技術に利用することも考えられます。ナノチューブの特性を調整することで、特定の汚染物質の吸着が可能になり、より効果的な浄化が可能になるでしょう。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-016835 |
発明の名称 | アミノ酸含有両親媒性分子および有機ナノチューブ |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2018-123092 |
登録番号 | 特許第0006868267号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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