国立研究開発法人物質・材料研究機構
塩害からコンクリートを守るテクノロジー

国立研究開発法人物質・材料研究機構
塩害からコンクリートを守るテクノロジー
本特許では、海塩や融雪剤が原因で塩害を受けたコンクリート構造物の塩分を定量的に除去する脱塩処理システム、そして、大気中の酸性ガスにより中性化が進行したコンクリート構造物のアルカリ性を回復する再アルカリ化処理システムを提供します。これらのシステムは、専用の電極ワイヤを使用してコンクリート内部の塩分やpHを測定し、必要に応じて脱塩処理や再アルカリ化処理を制御します。さらに、これらの検出信号は遠隔送信可能で、リアルタイムでの監視や制御が可能です。これにより、コンクリート中の鉄筋の腐食を防ぎ、コンクリート構造物の寿命を延ばすことができます。
つまりは、コンクリート構造物の塩分除去と再アルカリ化処理を可能にするシステム
AIによる特許活用案
おすすめ業界 建設業公共インフラ物流業
- 塩害対策強化型コンクリート構造物の開発
- 塩害監視・制御サービスの提供
- 高耐久性建材の開発
本特許を活用し、塩害対策が強化されたコンクリート構造物を開発することが可能です。これにより、海岸地域や積雪地域など、塩害が問題となる地域でも長寿命な建造物を提供することができます。
遠隔制御機能を活用し、コンクリート構造物の塩分レベルやpHをリアルタイムで監視し、必要に応じて脱塩処理や再アルカリ化処理を行うサービスを提供することができます。これにより、塩害による建造物の損傷を早期に防ぐことができます。
本特許を用いて、塩害対策や再アルカリ化処理が可能な高耐久性の建材を開発することができます。これにより、長期間にわたり安定した性能を保つ建材を市場に提供することができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2018-045196 |
発明の名称 | コンクリートの脱塩処理システム、再アルカリ化処理システム、並びにこれらに用いる塩分センサ及びpHセンサ |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | 特開2018-124286 |
登録番号 | 特許第0006618212号 |
- サブスク
- 譲渡
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