国立大学法人電気通信大学
革新的な光導波路技術:光触媒粒子の剥離を防ぐ

国立大学法人電気通信大学
革新的な光導波路技術:光触媒粒子の剥離を防ぐ
この発明は、光導波路のクラッドとなるポリマー製の光導波路用中空管の製造方法を提供します。特に、光触媒粒子が内壁面側から外壁面側に近づくにつれて連続的に濃度が上昇するように添加され、一部が外壁面から部分的に露出することが特徴です。これにより、光触媒粒子の剥離が防止され、より効率的な光導波路性能が得られます。製造工程は、液状のモノマーを円筒状の容器内に注入し、光触媒粒子を添加した後、容器を回転させながらモノマーを重合し、中空管を形成します。その後、コアの原料母材を注入し、ポリマー製の柱体を形成します。最後に、プリフォームを線引きして光導波路を作製します。
つまりは、本特許は、光触媒粒子が剥離しにくい光導波路とその製造方法を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 通信業界光学機器製造業ヘルスケア業界
- 高性能な光ファイバーの製造
- 高機能な光学機器の開発
- 殺菌・洗浄機能を持つ光導波路の開発
本発明は、光ファイバーの製造において、光触媒粒子が剥離しにくくなる利点を持っています。これにより、光ファイバーの品質が向上し、通信速度やデータ転送速度にも寄与します。
光導波路性能が高まると、それが使用される光学機器全体の性能も向上します。これにより、より高精度な計測や観測が可能となり、医療や科学研究などの分野での活用が期待できます。
光導波路中の光触媒粒子は、光を当てることで活性化し、表面の付着物を分解する能力があります。これを利用して、洗浄や殺菌の目的で使用される光導波路の開発が可能です。特に、医療器具の洗浄や食品加工設備の殺菌などに用いることができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-018882 |
発明の名称 | 光導波路及びその製造方法、リアクター、光導波路用プリフォーム、光導波路用中空管 |
出願人/権利者 | 国立大学法人電気通信大学 |
公開番号 | 特開2018-124514 |
登録番号 | 特許第0006850473号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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