国立大学法人千葉大学
物理厚さと屈折率測定の新たな可能性、その名も「ホログラム画像データ推定システム」

国立大学法人千葉大学
物理厚さと屈折率測定の新たな可能性、その名も「ホログラム画像データ推定システム」
この特許は、物理厚さデータと屈折率データを推定するための新たなプログラムとシステムを提供します。その手法は、まずホログラム画像データに基づいて複数の再生画像データを作成します。その後、各再生画像データに対応する焦点位置抽出画像データを作成、その輪郭内の領域における各画素に付された所定の値を画素毎に合計します。その合計値に所定の焦点間隔を乗算して得られる各画素における物理厚さデータを基に、測定対象物の物理厚さデータを求めます。さらに、ホログラム画像データに基づき測定対象物の位相差データを求め、物理厚さデータ及び位相差データに基づき測定対象物の屈折率データを求めます。これにより、従来困難であった物理厚さと屈折率の推定が可能となります。
つまりは、物理厚さデータと屈折率データを正確に推定する新技術です。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 ヘルスケアバイオテクノロジーマイクロスコピー
- 細胞レベルでの病態解析
- 新たなマイクロスコピーツールの開発
- 高精度の品質管理
細胞の物理厚さや屈折率は細胞の健康状態や機能に密接に関連しています。この技術を使用することで、細胞レベルでの病態解析が可能になり、病気の早期発見や治療法の開発に寄与できます。
この技術は、新しい形のマイクロスコピーを可能にします。これにより、研究者は物質の物理的特性をより詳細に、そして正確に把握することができます。これは、素材科学やナノテクノロジーの分野で特に有用でしょう。
物理厚さや屈折率は、製品の品質に大きく影響します。この技術を生産ラインに組み込むことで、製品の物理的特性をリアルタイムで監視し、品質管理をより高精度に行うことができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-022657 |
発明の名称 | 物理厚さ推定プログラム及び屈折率データ推定プログラム、並びに、物理厚さデータ推定システム及び屈折率データ推定システム |
出願人/権利者 | 国立大学法人千葉大学 |
公開番号 | 特開2018-128400 |
登録番号 | 特許第0006894620号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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