日本放送協会
漏洩電波を捉える:先進の漏洩電波検出装置

日本放送協会
漏洩電波を捉える:先進の漏洩電波検出装置
本特許は衛星放送用の受信設備の漏洩電波を検出する技術に関するもので、主に宅内の衛星放送用の受信設備の漏洩電波の有無、及び漏洩電波源の位置又は方向を特定可能に検出する装置について述べられています。装置は一対の漏洩電波検出用の受信アンテナと位相比較器を備え、受信信号の位相差に基づいて漏洩電波の有無を検出します。また、複数の組み合わせを用いて、複数次元の面方向に対応する漏洩電波の有無及び源の位置や方向を同時に特定可能にします。さらに、漏洩電波の検出に先立ち、衛星放送の中間周波数信号の帯域における各チャンネルの受信品質を測定し、最も受信品質が高いチャンネルの波長を自動設定する機能も持っています。
つまりは、衛星放送用の受信設備の漏洩電波の有無、及びその源の位置や方向を特定可能に検出する装置。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 通信業界放送業界セキュリティ業界
- 家庭用衛星放送システムの品質改善
- 企業の放送施設の保守・管理
- セキュリティシステムとしての利用
この装置を家庭の衛星放送システムに統合することで、システムの漏洩電波を監視し、問題が発生した場合にはその源を特定することが可能になります。これにより、システムの品質を向上させ、サービスの中断を防ぐことができます。
大規模な放送施設では、漏洩電波の発生源を特定し、速やかに対策を講じることが重要です。この装置はそのようなニーズに対応し、効率的な施設の保守・管理を可能にします。
漏洩電波は情報の不正な取得を可能にする可能性があります。この装置を利用して漏洩電波を検出し、その源を特定することで、情報の漏洩を未然に防ぐことが可能です。これにより、企業の情報セキュリティを向上させることができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-027680 |
発明の名称 | 漏洩電波検出装置 |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | 特開2018-132474 |
登録番号 | 特許第0006936582号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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