国立大学法人電気通信大学
高速光アナログ・デジタル変換装置とその方法

国立大学法人電気通信大学
高速光アナログ・デジタル変換装置とその方法
本技術は、光パルス列信号とプローブプ光信号を結合して光結合信号を生成し、その信号を光増幅、分岐、そしてフィルタリングを行うことで複数の光透過信号を生成します。これらの光透過信号は結合されて光量子化デジタル信号を生成し、さらに光デジタル信号に変換されます。この一連のプロセスは、超高速な光アナログ・デジタル変換を可能にします。特に、光パルス列信号に含まれる複数の光パルス信号のそれぞれの光強度に依存する周波数変動量で、プローブ光信号に周波数チャープを施すことが可能です。これにより、光アナログ・デジタル変換の精度と速度が大幅に向上します。
つまりは、超高速動作を可能にする光アナログ・デジタル変換装置とその方法を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 通信データセンター宇宙・環境観測
- 高速データ通信の強化
- データセンターの効率化
- 精密な宇宙・環境観測
本技術をデジタルコヒーレント光伝送や光ファイバ無線伝送に適用することで、通信速度と信号の品質を大幅に改善できます。これにより、大容量データの高速伝送が可能となり、通信網の効率化と高速化が実現します。
データセンターでは大量のデータを高速で処理する必要があります。本技術の光アナログ・デジタル変換装置をデータセンターの通信インフラに導入することで、データ処理速度を大幅に向上させ、データセンターの運用効率とパフォーマンスを向上させることが可能です。
本技術の光アナログ・デジタル変換装置は、宇宙・環境観測における超高速・大容量アナログデータのデジタル化にも利用できます。これにより、より精密な観測データの取得と高速なデータ処理が可能となり、観測の精度と効率を向上させることができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-033261 |
発明の名称 | 光アナログ・デジタル変換装置、光アナログ・デジタル変換方法、光量子化回路および光量子化方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人電気通信大学 |
公開番号 | 特開2018-138955 |
登録番号 | 特許第0006840321号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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