学校法人 中央大学
効率的な自重補償装置

学校法人 中央大学
効率的な自重補償装置
本特許は、流体圧式弾性体と可変ダンパを用いた効率的な自重補償装置に関するものです。流体圧式弾性体は、人筒状の弾性部材の軸方向に沿って複数の繊維が埋設されて構成されます。また、弾性部材の外周がスリーブ状に編み込まれた繊維で覆われるか、または弾性部材にスリーブ状に編み込まれた織維が埋設されます。さらに、ダンパは電界または磁界の印加により粘性が変化する流体が封入された封入体を備え、電界または磁界の印加により回転体の上下方向の回動を減衰させる減衰力を変化させます。これにより、リンクへの負荷の変化に応じて自重補償の補償重量を調整し、十分な自重補償能力を得ることが可能になります。これにより、装置の複雑化、重量化、大型化、高コスト化を防ぐことが可能です。
つまりは、弾性要素方式を用いた自重補償装置で、流体圧式弾性体や可変ダンパを活用し、効率的に自重補償力を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 産業機械製造業建設業ロボット工学
- 省エネルギーな産業用ロボットの開発
- 労働現場の効率化
- 製造ラインの最適化
この自重補償装置を用いれば、産業用ロボットのアームなどの移動部分に対して、負荷の変化に応じた自重補償力を効率的に提供することが可能となります。これにより、エネルギー消費量を大幅に削減し、省エネルギーな産業用ロボットの開発が可能になります。
建設機械や荷役機械のアームなどにこの自重補償装置を導入することで、エネルギー消費を抑えつつ、大きな荷物の運搬をスムーズに行うことが可能になります。これにより、労働現場の効率化を図ることができます。
自重補償装置は、製造ラインで利用される機械のエネルギー消費を削減するための効果的な手段であり、結果として製造コストの削減に繋がります。また、装置の複雑化や重量化を防ぐことで、製造ラインの最適化にも貢献します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-037180 |
発明の名称 | 自重補償装置および力覚提示装置 |
出願人/権利者 | 学校法人 中央大学 |
公開番号 | 特開2018-140475 |
登録番号 | 特許第0006854509号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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