東京都公立大学法人
高純度な単一カーボンナノチューブの製造法を改革!

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高純度な単一カーボンナノチューブの製造法を改革!
本特許は、単一カーボンナノチューブ(SWCNT)の製造方法について説明しています。従来のゲルクロマトグラフィー分離法では、高純度な単一カイラリティのSWCNTを効率的に得ることができていましたが、半導体と金属を完全に分離することが困難で、純度が十分でなかったり、同じ条件で再現性が確保できない問題がありました。本発明は、水素イオン濃度の微妙な調整により、これらの問題を解決します。具体的には、大気中の二酸化炭素が分散液・溶出液の水素イオン濃度に大きく影響を及ぼすことを利用し、pHの調整により、金属型と半導体型との精密な分離を可能にします。これにより、再現性が良く、高純度なSWCNTの製造が可能となります。
つまりは、再現性と高純度を両立した単一カーボンナノチューブの製造方法を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 ナノテクノロジー化学工業半導体製造
- 高純度な単一カーボンナノチューブの製造
- 高精度な分離技術の開発
- 再現性を重視した製造プロセスの構築
本特許の製造方法を利用することで、高純度な単一カーボンナノチューブを製造することが可能です。これにより、SWCNTの応用範囲が広がり、新たな電子デバイスの開発や、既存デバイスの性能向上が期待できます。
本特許の手法は、単一カーボンナノチューブの製造だけでなく、他の物質の高精度な分離技術の開発にも応用可能です。特に、半導体と金属の精密な分離が必要な場合に有用です。
本特許の手法は、同じ条件で再現性が確保できるため、製造プロセスの標準化が可能です。これにより、品質管理が容易となり、生産効率の向上やコスト削減に寄与します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-037805 |
発明の名称 | 単一カーボンナノチューブの製造方法 |
出願人/権利者 | 東京都公立大学法人 |
公開番号 | 特開2018-140919 |
登録番号 | 特許第0006958777号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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