国立大学法人京都大学
高効率熱光発電装置、エネルギー再利用の新たな道

国立大学法人京都大学
高効率熱光発電装置、エネルギー再利用の新たな道
本特許は、物体を加熱することにより生じる熱を光電変換することにより発電を行う熱幅射光発電装置に関する。この装置は、熱射体と光電変換素子の間の距離を短くすることで、光電変換素子が表面波を吸収することにより生じるエネルギー損失を軽減し、発電の出力密度を高めることが可能。また、中間部材の材料の屈折率が3以上であり、熱射体が光を増幅するフォトニック結晶構造を有することで、さらに発電効率を向上させる。さらに、熱射体は、表面に柱状部が複数形成された支持基体の柱状部に載置されている。これにより、発電装置の安定性も確保される。
つまりは、熱を発電に変換する装置で、光電変換素子と熱射体の間の距離や材料の屈折率、構造を調整し、エネルギー損失を軽減。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 エネルギー工業テクノロジー
- 廃熱再利用の新技術としての活用
- 無駄な電力供給を防ぐセンサーへの応用
- 災害時の非常用電源としての利用
産業機械やエンジン等の発生する廃熱を再利用する新たな手段として、この発電装置を利用することができます。これにより、エネルギーの利用効率を大幅に向上させることが可能となります。
センサーの動作に必要な電力を、この装置によって得ることで、別途電源を用意する必要がなくなります。これは特に、エンジンの排ガス中の成分を分析するための排ガスセンサー等に応用可能です。
電力供給が途絶した災害時においても、この装置を利用することで、熱源さえあれば電力を得ることが可能です。これにより、非常用電源としての利用が期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-034724 |
発明の名称 | 熱輻射光発電装置 |
出願人/権利者 | 国立大学法人京都大学 |
公開番号 | 特開2018-143025 |
登録番号 | 特許第0006846035号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です