独立行政法人家畜改良センター
遺伝子による肉質改良の新手法

独立行政法人家畜改良センター
遺伝子による肉質改良の新手法
本特許は、ウシ個体の肉中イノシン酸含量を遺伝子レベルで判定するための試薬と方法に関するものです。肉質改良の一方で、イノシン酸はうま味成分として重要であり、その含有量は遺伝的に比較的高い寄与を持つことがわかっています。本特許では、特定の塩基配列を含むプライマーセットを用い、ウシゲノム上の特定領域を増幅し、それによりイノシン酸含量を判定します。また、特定の塩基配列の変異が検出された場合、イノシン酸及びヒポキサンチン含量が低いと判定します。これにより、遺伝子レベルでの肉質評価が可能となり、肉質改良の新たな道が開かれます。
つまりは、牛肉のうま味成分・イノシン酸含量を遺伝子レベルで判定する方法と試薬
AIによる特許活用案
おすすめ業界 農業バイオテクノロジー食品工業
- 遺伝子レベルでの肉質改良
- うま味成分イノシン酸含量の予測
- 高品質肉の生産
本特許の技術を活用することで、遺伝子レベルでの肉質改良が可能となります。具体的には、イノシン酸の含有量が高いと予測されるウシ個体を選抜し、肉質改良を進めることができます。これにより、肉のうま味を向上させることが可能となります。
肉質改良の一方で、本特許の技術を用いることで、ウシ個体の肉中イノシン酸含量を予測することができます。これにより、食味に優れた肉を生産する可能性が高まります。
本特許の技術を活用することで、特定の遺伝子領域の変異を検出し、それによりイノシン酸及びヒポキサンチン含量が低いと判定されるウシ個体を選択しないことで、一貫して高品質な肉を生産することが可能となります。これにより、消費者に対して高品質な肉を提供し、顧客満足度を向上させることができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-040135 |
発明の名称 | ウシ個体における屠畜後の肉中イノシン酸含量の判定方法 |
出願人/権利者 | 独立行政法人家畜改良センター |
公開番号 | 特開2018-143146 |
登録番号 | 特許第0006683642号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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