知財活用のイノベーションで差別化を

知財活用のイノベーションで差別化を

東京都公立大学法人
高い触媒活性を発揮する金複合材料の製造法

東京都公立大学法人
高い触媒活性を発揮する金複合材料の製造法

本特許は、金ナノ粒子を固定化し、触媒としての高い活性を発揮する金複合材料の製造方法を提供します。方法は、金前駆体と担体を混合し、その混合物を焼成することを含みます。特に、金前駆体は、金原子と該金原子に配位する配位子を有する錯体化合物で、配位原子は酸素、炭素、窒素、リン又は硫黄です。混合工程は固相で行われ、配位原子は酸素、炭素又は窒素であり、少なくとも一つの配位原子はベベンゼン環の炭素原子又はカルベン炭素の炭素原子を含みます。この製造法では溶媒を使わずに固体状態で混合、焼成することで金微粒子を固定化し、酸性の金属酸化物などいかなる担体に対しても安定して金ナノ粒子を担持させることができます。この方法は、金ナノ粒子を担持しにくいシリカ等の酸性担体にも利用できます。

つまりは、酸性の金属酸化物などいかなる担体に対しても安定して金ナノ粒子を担持させる方法

AIによる特許活用案

おすすめ業界 化学業界素材開発環境技術

  • 高性能触媒の開発
  • 本製造法を利用して、安定して金ナノ粒子を担持した高性能な触媒を開発することができます。これらの触媒は、化学反応の効率を大幅に向上させる可能性があり、新たな製品開発の可能性を広げます。

  • 環境負荷の低減
  • 本製造法では、溶媒を使わずに固体状態で金微粒子を固定化するため、従来の方法と比べて環境負荷が低減します。これは、製造過程で発生する廃水を大幅に減少させることができ、環境保護に寄与します。

  • 酸性担体への応用
  • 本製造法は、金ナノ粒子を担持しにくいシリカ等の酸性担体にも利用できるため、これまで困難であった酸性担体への金ナノ粒子の担持が可能となります。これにより、新たな材料の開発や既存製品の性能向上が期待できます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

特許評価書を閲覧する

  • 権利概要
出願番号特願2017-042768
発明の名称金複合材料の製造方法
出願人/権利者東京都公立大学法人
公開番号特開2018-143978
登録番号特許第0006872781号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

準備中です

特許文献ダウンロード

すべてのリスト一覧へ