国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
高性能バイポーラ膜の開発とその応用

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
高性能バイポーラ膜の開発とその応用
本特許の内容は、バイポーラ膜の製造方法とその応用について述べられています。バイポーラ膜とは、陽イオン交換層と陰イオン交換層が連接した構造を持つ高分子薄膜のことで、その性質を活かして電気透析や燃料電池等に利用されます。本特許では、このバイポーラ膜のイオン伝導度が0.12 Scm以上という高い性能を持つ製造方法を提供します。特に、このバイポーラ膜は、膜の法線方向に連接した陽イオン交換層と陰イオン交換層を一体の高分子基材膜に有し、その中でスルホ基と四級アンモニウム塩基をイオン交換基として使用します。この高分子基材膜は、電気透析装置や燃料電池において重要な役割を果たします。
つまりは、本特許は、イオン伝導度が高いバイポーラ膜の製造方法と、そのバイポーラ膜を用いた電気透析装置及び燃料電池に関するものです。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 エネルギー業界化学業界環境技術業界
- 電気透析装置の開発
- 高性能燃料電池の製造
- 産業用水処理装置の改良
本特許のバイポーラ膜は、電気透析装置において優れた性能を発揮します。特に、イオン伝導度が高いため、装置の効率を大幅に向上させることが期待されます。
本特許のバイポーラ膜は、燃料電池の電解質として使用することができます。高いイオン伝導度により、燃料電池の性能を飛躍的に向上させることが可能です。
本特許のバイポーラ膜は、イオン交換能力が高いため、産業用水の浄化装置に応用することができます。これにより、より効率的な水処理が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-053424 |
発明の名称 | バイポーラ膜及びその製造方法、電気透析装置並びに燃料電池 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 |
公開番号 | 特開2018-153763 |
登録番号 | 特許第0007043703号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です