国立大学法人東京工業大学
革新的なガラスアクチュエータ素子、その新たな可能性

国立大学法人東京工業大学
革新的なガラスアクチュエータ素子、その新たな可能性
圧電特性を有するこの新型ガラスアクチュエータ素子は、Na、K、Ag、Cuの少なくとも一種類以上を含有するイオン伝導性ガラス層と電極を備え、電圧印加により空間電荷分極に基づく変位を生じさせます。イオン伝導性ガラス層の厚さは10nmから10007mで、動作温度は0から400℃の範囲で対応します。この素子は、電気信号に応じたガラスの周期的または非周期的変位を生じさせる変位素子として、また電気信号に応じたガラスの振動を生じさせる振動素子として、さらに力を電気信号に変えるセンサーとして機能します。
つまりは、高いイオン伝導性を持つガラスアクチュエータ素子で、電気信号に応じたガラスの変形や変位を引き起こします。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 ロボット産業MEMS電気機器製造業
- 高精度センサーとしての活用
- ロボットやMEMSの動作部における利用
- 高温環境下での活用
高いイオン伝導性を持つこのガラスアクチュエータ素子は、力を電気信号に変える圧電特性を有しているため、高精度のセンサーとして活用することが可能です。これにより、より精度の高い計測が可能になります。
電気信号に応じてガラスが変形・変位する特性を利用し、ロボットやMEMSの動作部に応用することができます。これにより、微細な動作制御が可能となり、ロボット技術やMEMS技術の更なる精密化に寄与します。
このガラスアクチュエータ素子は、0から400℃の範囲で動作することが可能です。そのため、高温環境下でも使用可能であり、従来の素子では対応が難しかった高温環境での応用が期待できます。例えば、工業プロセスの監視や、高温環境下での計測などに活用できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-050219 |
発明の名称 | ガラスアクチュエータ素子 |
出願人/権利者 | 国立大学法人東京工業大学 |
公開番号 | 特開2018-157619 |
登録番号 | 特許第0006937507号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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