国立研究開発法人物質・材料研究機構
次世代の酸化物粒子分散強化型Ni基超合金

国立研究開発法人物質・材料研究機構
次世代の酸化物粒子分散強化型Ni基超合金
本特許は、航空機エンジンや発電ガスタービンなどの高温環境に対応する新型の酸化物粒子分散強化型Ni基超合金に関する。本技術の特徴は、Taの含有量が8.6質量%以上9.2質量%以下で、酸化イットリウムと酸化アルミニウムの複合酸化物粒子が分散されていることです。これらの粒子の分散は、全体量の0.01質量%以上1.2質量%以下、または0.5質量%以上1.2質量%以下であることが特徴であり、これにより耐用温度の向上が可能となります。この技術は、現行の超合金に対してさらなる熱効率向上をもたらし、高温環境での耐用性を大幅に向上させることが期待できます。
つまりは、熱効率を向上させる高温環境向けの新型Ni基超合金
AIによる特許活用案
おすすめ業界 航空機製造発電設備製造高温環境用部品製造
- 高温耐性の向上による航空機エンジンの性能向上
- 高温環境下での発電ガスタービンの効率向上
- ハイテク産業向けの特殊部品製造
本技術を用いて製造されたNi基超合金は、航空機エンジンの高温部品として使用することで、エンジンの耐用温度と熱効率を向上させ、全体としての性能を向上させることが可能です。
発電ガスタービンは高温環境下での稼働が求められます。本技術を採用することで、耐用温度が向上し、より効率的な発電が可能となります。これにより、エネルギー費用の削減と環境負荷の軽減が期待できます。
高温環境下での耐用性が要求される特殊な部品の製造にも本技術は適用可能です。半導体製造装置や化学反応装置など、厳しい環境下での使用に耐えうる部品の製造に本技術を活用することで、製品の信頼性と寿命を大幅に向上させることができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2018-108341 |
発明の名称 | 酸化物粒子分散強化型Ni基超合金 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | 特開2018-162522 |
登録番号 | 特許第0006552137号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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