国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
高性能ラダーバルブで船舶の推進性能を革新!

国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
高性能ラダーバルブで船舶の推進性能を革新!
本特許は、船舶の艇に設けるラダーバルブ、その設計方法、およびラダーバルブを備えた船舶に関するものです。船体の船尾のプロペラの後方に配置される多段ラダーバルブは、前部がプロペラボスの直径と略同一径の前部直径を有し、後部が前部直径より大径の後部最大直径を有します。これにより、ハブ渦を適切に整流し、自航要素の改善や推進性能の向上による省エネ効果を実現します。また、ラダーバルブの前部は外部から着脱可能に構成され、前部を複数に分割して着脱可能とする設計方法も特徴としています。これにより、メンテナンスや交換が容易になります。
つまりは、船舶推進性能の向上と省エネ効果を実現する多段ラダーバルブとその設計方法。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 船舶産業エネルギー産業環境技術産業
- 省エネルギー船舶の開発
- メンテナンス・アップデートの容易化
- 省エネ技術の他分野への応用
この多段ラダーバルブを使用することで、船舶の推進効率を向上させ、エネルギー消費を抑制する新型船舶の開発が可能になります。環境に配慮した持続可能な船舶として、環境規制が厳しくなる中での新たな価値提供が期待できます。
着脱可能なラダーバルブの前部設計により、メンテナンスや部品交換が容易になります。これにより、船舶の運用コストを低減し、長期的な運行をサポートできます。
本特許の技術は船舶だけでなく、他の推進力を必要とする乗り物や機器にも応用可能です。例えば、水中ドローンやROV(遠隔操作無人潜水艇)などの小型機器でも、推進効率の向上と電力消費の削減が期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-068246 |
発明の名称 | 多段ラダーバルブ、多段ラダーバルブの設計方法、及び船舶 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 |
公開番号 | 特開2018-167770 |
登録番号 | 特許第0006947379号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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