国立研究開発法人産業技術総合研究所
革新的な配管検査のための転がり式打音機構

国立研究開発法人産業技術総合研究所
革新的な配管検査のための転がり式打音機構
この特許は、配管内部の形状に合わせてスムーズに移動しながら、配管の状態を音響解析により検査する新たな打音機構を提供します。この機構は、牽引ケーブルにより配管内に挿入され、中心軸部材の両端部に設けられたボス部を中心に、打音コロの回転軸を互いに直交するよう配置します。これにより、打音コロは配管内壁に周方向にわたり90度毎に鏡圧させることができ、配管内部の腐食や進行度などを正確に検査できます。また、外縁が一半径の球または同一半径の円となるように設計されているため、配管内部をスムーズに移動しながら検査を行うことが可能です。
つまりは、高精度の配管検査を可能にする、低コストかつ効率的な転がり式打音機構です。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 石油・ガス業界化学業界プラント建設業界
- 配管検査の効率化
- コスト削減
- 高度化された保守・管理
この転がり式打音機構を使用することで、配管内部の腐食や進行度を正確に検査することが可能になります。これにより、検査時間の短縮と検査精度の向上が期待できます。
この打音機構は低コストで製造が可能であり、さらに配管検査の精度を向上させることができるため、コストパフォーマンスに優れています。従来の検査方法に比べ、設備投資の削減が期待できます。
この機構を使用することで、配管の状態を定期的に詳細に把握することが可能となり、配管の保守・管理をより高度化することができます。これにより、配管のトラブルを未然に防ぐことが可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-071902 |
発明の名称 | 転がり式打音機構 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2018-173353 |
登録番号 | 特許第0006800447号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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