公益財団法人鉄道総合技術研究所
安全性追求!鉄道車両の異常診断を一歩先へ

公益財団法人鉄道総合技術研究所
安全性追求!鉄道車両の異常診断を一歩先へ
本特許は、鉄道車両の振動データを分析し、異常を診断する装置の具体的な技術について述べています。具体的には、鉄道車両に設置した振動センサからデータを取得し、それをオクターブバンドで分析します。この分析結果を低周波数帯、中周波数帯、高周波数帯という3つの周波数帯に分類し、各周波数帯のデータが所定基準データに適合するか否かを判定します。この判定結果に基づき、異常の有無とその原因を特定します。さらに、異常判定の履歴を表示する機能や、異常の度合いを識別表示する機能も備えています。このような装置の機能をコンピュータに実装するためのプログラムについても述べています。
つまりは、振動データを用いた高度な異常診断装置の特許技術
AIによる特許活用案
おすすめ業界 鉄道業界交通インフラ製造業
- 鉄道車両の安全性向上
- 故障予防のための保守・メンテナンス
- 診断技術の応用可能性
鉄道車両の運行中に発生する振動データをリアルタイムで分析し、異常をすばやく検知することで安全性を向上させることが可能です。また、異常の原因を特定することで、具体的な対策を立てやすくなります。
定期的に振動データを分析し、異常の兆候を早期に発見することで、故障を未然に防ぐことが可能です。また、異常判定の履歴を表示する機能を利用すれば、長期的な観察や予防策の策定に役立ちます。
本特許の技術は鉄道車両に限らず、振動を伴う機器の異常診断に応用可能です。製造業の生産ラインや建設機械、エネルギー設備など、多岐にわたる分野での安全性・効率性向上に寄与することが期待されます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2018-072876 |
発明の名称 | 異常診断装置およびプログラム |
出願人/権利者 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 | 特開2018-179986 |
登録番号 | 特許第0006986480号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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