日本放送協会
触感を再現する、革新的な力覚提示装置

日本放送協会
触感を再現する、革新的な力覚提示装置
この特許は、仮想環境やリモート操作などの状況で、物体の触感をユーザーに伝える力覚提示装置について述べています。装置は、特定の重心位置変位を算出し、硬さ制御部と硬化部を持つことが特徴的です。操作部が把持される際の硬さは、各部位の硬さ設定値に基づいて算出され、硬化部の硬さとして設定されます。算出された硬さに基づいて、硬さ指令が生成され、硬化部の硬さを変化させます。また、複数の部位の硬さ設定値の和が大きいほど、硬さの値が大きくなり、硬さ設定値の和が小さいほど、硬さの値が小さくなるように設計されています。この装置は、左手や右手の親指、人差し指、中指、薬指、小指及び手のひらなど、2以上の部位を使用できます。
つまりは、この特許は、ユーザが物体を触った際の感覚を再現する力覚提示装置に関するもので、硬さ制御部と硬化部を備え、ユーザの操作に応じて硬さを変化させる特徴を持っています。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 ゲーム開発製造業ヘルスケア
- VRゲームへの応用
- リモート操作ロボットへの応用
- 医療分野への応用
この力覚提示装置は、VRゲームにおいてプレーヤーが仮想環境内の物体を触れる感覚をリアルに体験できるようにするために使用できます。これにより、ゲーム体験の没入感を高めることができるでしょう。
この装置は、リモートで操作するロボットにも適用可能です。オペレータは、装置を通じて物体の硬さを感じることで、物体の質感や形状を理解し、より精密な操作を行うことが可能になります。
医療分野では、遠隔手術やリハビリテーションにこの技術を活用することができます。例えば、遠隔手術では、医師がこの装置を使用することで、手術中の器具の感触を得ることができ、手術の精度を向上させることが可能です。また、リハビリテーションでは、患者が装置を使用して物理的な感触を得ることで、感覚の回復を助けることができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-081454 |
発明の名称 | 力覚提示装置 |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | 特開2018-181054 |
登録番号 | 特許第0006793595号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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