知財活用のイノベーションで差別化を

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国立大学法人金沢大学
水難溶性物質の新たな溶解剤、双性イオンを活用した培地用添加剤

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水難溶性物質の新たな溶解剤、双性イオンを活用した培地用添加剤

本特許は、水難溶性物質の溶解剤として、双性イオンを含む新規の培地用添加剤の開発に関するものです。双性イオンは1分子内に正電荷と負電荷の両方を有する物質で、これが細胞に対する毒性が低く、難溶性物質を良好に溶解可能であることを発見しました。従来、細胞を用いたアッセイにおいては、水難溶性の物質を溶解するためにジメチルスルホキシド (DMSO) が用いられてきましたが、その濃度が高くなると細胞毒性を示す問題がありました。本発明では、そうした問題を解決するために、双性イオンを導入しました。これにより、DMSOの代替となる新規の培地用添加剤を提供できるようになりました。

つまりは、細胞に対する毒性が低く、難溶性物質を良好に溶解する双性イオンを含む培地用添加剤の開発

AIによる特許活用案

おすすめ業界 医薬品製造業バイオテクノロジー化学業

  • 新規の医薬品開発
  • 双性イオンを含む培地用添加剤は、新規の医薬品開発に活用できます。従来の溶解剤に代わり、双性イオンを使用することで、細胞に対する毒性を抑えつつ効率的に溶解できるため、新規の医薬品の開発速度を向上させることが可能となります。

  • バイオテクノロジーの研究開発
  • 本発明の培地用添加剤は、バイオテクノロジーの分野における研究開発にも利用できます。双性イオンを使用することで、細胞培養の過程での細胞毒性を抑えつつ、必要な物質を効果的に溶解させることが可能となります。

  • グリーン化学の推進
  • 双性イオンを含む培地用添加剤は、グリーン化学の推進にも貢献できます。従来の溶解剤に比べ、双性イオンは細胞毒性が低いため、環境や人々の健康への影響を抑えつつ効率的な溶解を実現できます。これにより、化学製品の生産プロセスをより環境に優しくすることが可能となります。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2017-101161
発明の名称双性イオンを含む難溶性物質溶解剤
出願人/権利者国立大学法人金沢大学
公開番号特開2018-191623
登録番号特許第0007233669号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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