日本放送協会
革新的な強磁性交換結合素子の製造方法

日本放送協会
革新的な強磁性交換結合素子の製造方法
本特許は、熱耐性の無い材料との強磁性交換結合を高い生産効率で実現し、各種微細加工プロセスに適用できる強磁性交換結合素子及びその製造方法に関する。具体的には、強磁性材料からなる第1強磁性層の形成、非磁性金属からなる非磁性金属層の形成、酸化物又は窒化物からなるバッファ層の形成、前記各層の酸化を制するキャップ層の形成などから成る積層体の製造、それに続くリフトオフ処理又は熱処理、そして前記キャップ層及びバッファ層の一部の除去、さらに強磁性材料からなる第2強磁性層の形成という工程を有する。これにより、熱処理耐性の無い層を含む素子の製造が可能となり、製膜と比較して工程時間が長い熱処理を効率的に行うことができる。
つまりは、熱耐性のない材料との高効率な強磁性交換結合を実現する製造方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 半導体製造業電子部品製造業マイクロマシニング業
- 高品質な半導体素子の製造
- マイクロマシニング分野への応用
- 新素材の開発と評価
この特許の技術を用いれば、熱耐性のない材料との強磁性交換結合を持つ高品質な半導体素子の製造が可能になります。これにより、製造コストを抑えつつ、製品の性能を向上させることができます。
各種微細加工プロセスに適用可能なこの技術は、マイクロマシニング分野における新たな製造方法の開発に役立ちます。特に、精密な部品製造に必要な微細な強磁性交換結合素子の製造における新たな可能性を広げることが期待できます。
本特許の技術は、新たな磁性材料や非磁性材料の開発と評価にも活用できます。熱耐性の無い新材料の磁性評価や、その素材を用いた素子の製造方法の開発に貢献することが可能です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-109478 |
発明の名称 | 強磁性交換結合素子及びその製造方法 |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | 特開2018-206900 |
登録番号 | 特許第0007149055号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です