国立研究開発法人物質・材料研究機構
高温での性能を向上させる、TiPd系高温形状記憶合金の製造方法

国立研究開発法人物質・材料研究機構
高温での性能を向上させる、TiPd系高温形状記憶合金の製造方法
本製造方法は、高温における作業繰り返し特性を向上させたTiPd系高温形状記憶合金の製造に関し、その形状記憶合金は、高温部で使用するアクチュエイター等の部品にとって必要不可欠な性能を持っています。また、マルテンサイト変態温度を高くすることで、高温で形状回復を起こすことが可能で、この高いマルテンサイト変態温度近傍で変形、形状回復を繰り返すと、高温でマルテンサイト相に変形が加えられるため、しばしば永久に歪みが入る斑性変形を起こします。本発明は、この問題を解決し、高温形状記憶合金を開発するために、マルテンサイト変態温度を上昇させ、かつ、マルテンサイト変態温度近傍での強度を向上させる方法を提供します。
つまりは、本特許は、マルテンサイト変態温度が300℃から600℃であるTiPd系高温形状記憶合金の製造方法を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 自動車製造業航空宇宙業工業製品製造業
- 高温環境下での自動車部品の開発
- 航空宇宙部品の強化
- 産業機械の性能向上
高温環境下での作業を繰り返し行う自動車部品の開発において、本特許の高温形状記憶合金の製造方法を活用することで、部品の性能と耐久性を向上させることが可能です。
宇宙船や航空機のエンジンなど、高温環境下での使用が必要となる部品の製造において、本製造方法を用いることで、部品の耐久性を向上させ、信頼性を確保することができます。
高温での作業を必要とする産業機械の部品において、本特許の高温形状記憶合金の製造方法を活用することで、機械の性能と耐久性を向上させ、長期間にわたる使用に耐えうる製品を開発することが可能です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-118252 |
発明の名称 | 高温形状記憶合金の製造方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | 特開2019-002050 |
登録番号 | 特許第0006887673号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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