国立研究開発法人産業技術総合研究所
温度変化に対応するスマート窓

国立研究開発法人産業技術総合研究所
温度変化に対応するスマート窓
本特許は、フッ素ドープ型酸化チタンバナジウムのナノ粒子を含むフィルム状またはシート状の透明樹脂成形体およびその製造方法に関するものです。この透明樹脂成形体は、温度に応じて近赤外線の透過率が変動する特性を持ちます。温度が上昇すると近赤外領域の光透過率が低下し、温度が下がると透過率が上昇します。つまり、高温時には太陽光に含まれる近赤外線の透過量を減らして室内の温度上昇を抑制し、低温時には透過量を増やして温度上昇を促進します。これにより、エネルギーの節約と快適な室内環境の維持が可能となります。
つまりは、フッ素ドープ型酸化チタンバナジウムのナノ粒子を含むフィルム状またはシート状の透明樹脂成形体
AIによる特許活用案
おすすめ業界 建築業自動車業界エネルギー業界
- エネルギー効率の高いビルの開発
- スマート自動車の開発
- スマートホームの開発
この透明樹脂成形体をビルの窓ガラスに応用することで、季節や時間帯による温度変化に対応して自動的に室温を調節することが可能となります。これにより、エアコンなどの冷暖房装置の使用を減らし、大幅なエネルギー節約が期待できます。
自動車の窓やサンルーフにこの樹脂成形体を適用することで、車内の温度調節を自動で行うことができます。特に夏場の車内の高温化を防ぎ、冬場は太陽光を利用して車内を暖かく保つことができます。
住宅の窓にこの樹脂成形体を適用することで、室温の自動調節が可能となります。また、エアコンやヒーターなどの使用を抑制し、エネルギーの節約につながります。さらに、室内の快適さを保つことができ、生活の質の向上に寄与します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-122837 |
発明の名称 | フッ素ドープ型酸化チタンバナジウムのナノ粒子及びその製造方法、並びに該ナノ粒子を含む分散液、塗料、透明樹脂成形体及び積層体 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2019-006624 |
登録番号 | 特許第0006846743号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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