知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
高純度のミノムシ絹糸採取装置とその製造方法

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
高純度のミノムシ絹糸採取装置とその製造方法

ミノムシに由来する絹糸は、カイコ絹糸やクモ糸よりも力学的に優れた特性を持つとされています。特に、弾性率ではカイコ絹糸の3.5倍、クモ糸の2.5倍にも及び、非常に強い強度を誇ることが特徴です。また、断面積がカイコ絹糸よりも小さいため、滑らかな肌触りを持ち、薄くて軽い布を作製することが可能です。さらに、光沢と艶やかさもカイコ絹糸と同等かそれ以上です。しかしながら、そのミノムシ絹糸の採取は困難であり、その問題を解決するために本発明が提案されました。本発明の採糸装置は特定の形状(円形、権円形、多角形など)を持つ容器を使用し、その内部空間にミノムシを封入可能な封入部を備えています。この構造により、ミノムシからの絹糸採取が効率的に行え、純度の高いミノムシ由来の絹糸を得ることができます。

つまりは、本発明は、ミノムシ由来の絹糸を効率良く採取する新たな装置とその製造方法に関する。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 テキスタイル業界医療業界研究開発業界

  • 高純度のミノムシ絹糸を用いた新素材の開発
  • ミノムシ絹糸の力学的な特性と美しい光沢を活かし、新たな繊維製品の開発に利用することが可能です。特に、高強度でありながら軽量であり、さらに滑らかな肌触りを持つため、高級素材としての利用が期待されます。

  • ミノムシ絹糸を用いた医療素材の開発
  • ミノムシ絹糸の高い強度は、手術用縫合糸や医療用バンドなどの医療素材としての応用が期待されます。また、生体由来の素材であるため、生体適合性も高いと考えられます。

  • ミノムシ絹糸の生産・販売事業
  • 本発明の採糸装置を利用して、ミノムシ絹糸の生産事業を立ち上げることが可能です。生産したミノムシ絹糸は、自社での製品開発のみならず、他社への販売も考えられます。これにより、新たなビジネスチャンスを創出することができます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2017-140045
発明の名称採糸装置
出願人/権利者国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
公開番号特開2019-013207
登録番号特許第0006960660号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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