国立研究開発法人情報通信研究機構
高速で信頼性のある無線通信システム

国立研究開発法人情報通信研究機構
高速で信頼性のある無線通信システム
本発明は、MPTCP(Multi Path Transmission Control Protocol)を利用して無線通信を行うシステムと方法に関するもので、通信の開始時に初期化時間を短縮化することが特徴です。無線通信端末と複数の基地局との間で、各通信回線毎に認証識別子を割り当て、それをサーバに対する接続要求のためのSYNパケットとして送信します。サーバは、これらのSYNパケットを受信し、含まれる認証識別子に基づいて認証可能か否かを判別し、認証可能である旨を判別した場合には、接続を許可するためのSYN-ACKパケットを各通信回線を介して無線通信端末に返信します。その後、無線通信端末は、最初に受信したSYN-ACKパケットが伝送された通信回線を選択し、それを介してサーバに接続開始のためのACKパケットを送信し、通信を開始します。
つまりは、MPTCPを利用した無線通信開始時の初期化時間を短縮化するシステムと方法
AIによる特許活用案
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- 高速通信サービスの提供
- 安定した通信環境の提供
- IoTデバイスへの適用
本発明を活用することで、通信初期化の時間を短縮し、ユーザーに対してより高速な通信サービスを提供することが可能になります。これにより、ユーザー体験を向上させ、サービスの競争力を高めることができます。
本発明は、MPTCPを利用して複数の通信回線を同時に活用することで、通信の信頼性を向上させることができます。これにより、通信障害が発生した場合でも、他の通信回線を利用して通信を続行することが可能となります。
IoTデバイスは大量のデータを送受信するため、高速で信頼性のある通信が求められます。本発明をIoTデバイスに適用することで、通信の初期化時間を短縮し、高速で安定した通信を実現することができます。これにより、IoTデバイスの性能を最大限に引き出すことが可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-131013 |
発明の名称 | 無線通信システム及び方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
公開番号 | 特開2019-016849 |
登録番号 | 特許第0007031842号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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