国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
革新的な熱応動アクチュエータでエネルギー効率を向上

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
革新的な熱応動アクチュエータでエネルギー効率を向上
本発明は、小型で軽量な熱応動アクチュエータを提供します。これは、第1の部材と第2の部材の間に配置される弾性部材、形状記憶合金を有する熱変形部材、および支柱から構成されています。特に、形状記憶合金は熱によって第2の部材の表面に対して垂直な方向に伸び変形可能な柱状体であり、熱変形部材は複数の柱状体を含みます。これにより、発熱体と熱交換器との面積を広くし、高い熱伝達率を実現します。また、従来の熱応動アクチュエータに比べてサイズが小さく、軽量化が可能になります。
つまりは、優れた熱伝達率を持つ小型軽量な熱応動アクチュエータ
AIによる特許活用案
おすすめ業界 宇宙開発電子機器製造自動車産業
- 電子機器の冷却システムの強化
- 宇宙機の熱管理システムの最適化
- 自動車のエンジン冷却システムの改良
本発明を用いて、電子機器の発熱部と熱交換器との間にこのアクチュエータを設置することで、熱交換効率を向上させ、機器の寿命を延ばすことが可能です。
宇宙機内の温度管理には熱応動アクチュエータが重要です。本発明のアクチュエータは小型軽量で高い熱伝達率を持つため、宇宙機の温度調節をより効率的に行うことができます。
自動車のエンジンは高い熱を発生します。このため、効率的な冷却システムが必要です。本発明のアクチュエータは、エンジンと冷却器との間に設置することで、エンジンの冷却効率を改善することが可能です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-138367 |
発明の名称 | 熱応動アクチュエータおよび熱応動アクチュエータユニット |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
公開番号 | 特開2019-019747 |
登録番号 | 特許第0006950933号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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