知財活用のイノベーションで差別化を

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国立大学法人山梨大学
高周波帯で飛躍的な性能を発揮する超伝導線材とコイルユニット

国立大学法人山梨大学
高周波帯で飛躍的な性能を発揮する超伝導線材とコイルユニット

本特許では、超伝導体を用いたコイルユニットの技術が提供されています。その超伝導体層は希土類系の超伝導材料を用いて構成されており、その線材をスパイラル状に巻いたコイルとそれを支持する支持体を備えています。特に、支持体は誘電体、具体的にはサファイアを用いて構成されており、コイルの中心から外側に伸びる複数の支持部を備えています。その結果、超伝導線材に高周波電流を流した際の表皮深さを考慮した導電性保護層の設計により、高いQ値と低い導体損失を実現し、高周波帯での性能が飛躍的に向上します。

つまりは、本特許は、高周波帯で使用され、特に超伝導体層が希土類系超伝導材料で構成された超伝導線材と、その線材をスパイラル状に巻いたコイルユニットに関するものです。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 医療機器通信機器電力

  • 高性能MRI装置の開発
  • 本特許の超伝導線材とコイルユニットを用いれば、MRI装置の共鳴信号を受信するための検出コイルのQ値を飛躍的に向上させることが可能となります。これにより、より高解像度で高速な画像取得が可能となり、診断精度の向上に寄与します。

  • 高効率の無線電力伝送システムの構築
  • 本特許の技術を活用すれば、WPT(Wireless Power Transfer)の送受電コイルの導体損失を大幅に低減できます。これにより、伝送効率が向上し、大規模な無線電力伝送システムの開発や、電力損失が問題となる場所での電力供給が可能となります。

  • 爆発物探知装置の性能向上
  • 本特許のコイルユニットは、NQR(Nuclear Quadrupole Resonance)を用いた爆発物や不正薬物を探知する装置の検出コイルとしても応用可能です。高いQ値を実現することにより、探知装置の感度が向上し、より小さな物質でも検出できるようになります。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2017-140498
発明の名称超伝導線材、及びコイルユニット
出願人/権利者国立大学法人山梨大学
公開番号特開2019-021553
登録番号特許第0007043716号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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