国立大学法人山口大学
高効率な防食塗料成分、新たな金属防食剤を開発

国立大学法人山口大学
高効率な防食塗料成分、新たな金属防食剤を開発
本特許は、金属を防食するための新規な金属防食剤とその使用方法に関するものです。特に、銅や鋼などの金属に対して高い防食効果を示すことが特徴です。本防食剤は、分子状硫黄(S)とアルケニル化合物を反応させて得られる含硫黄ポリマーを主成分とし、直鎖または分岐の炭素数2-20のアルキル基を含みます。また、特定のアルキル基を有する場合や、特定の金属(銅または鋼合金)を含む場合においても防食効果が高まることが明らかにされています。本発明により、既存の防食剤(特にBTA誘導体)に代わる、環境負荷の低い新規な防食剤の提供が可能となります。
つまりは、銅や鋼などの金属の防食に効果的な新規金属防食剤の開発
AIによる特許活用案
おすすめ業界 化学業建設業自動車製造業
- 高効率な防食塗料の開発
- 環境負荷の低い金属防食剤の普及
- 金属製品の長寿命化に向けた研究
本発明の金属防食剤を主成分とする防食塗料を開発することで、金属製品の耐久性を大幅に向上させることが可能です。特に、銅や鋼といった金属製品の防食に効果的な塗料を提供することができます。
現在広範に利用されているBTA誘導体は、生分解性が低く環境への悪影響が懸念されています。本発明の金属防食剤はこれに代わる環境負荷の低い新規な防食剤として、広範な産業での利用を推進することができます。
本発明の金属防食剤を使用することで、金属製品の寿命を延ばすことが可能となります。これにより、製品の交換頻度を減らし、コスト削減や資源の節約に寄与することができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-145270 |
発明の名称 | 含硫黄ポリマーを含む金属防食剤及び金属の防食法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人山口大学 |
公開番号 | 特開2019-026877 |
登録番号 | 特許第0006984868号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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