日本放送協会
高精度な音声捕捉が可能な指向性マイクロホンの新時代

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高精度な音声捕捉が可能な指向性マイクロホンの新時代
この特許は、音響管を利用した指向性マイクロホンに関するもので、前方狭指向性を持つ主マイクロホン、音響管の長手方向に沿って配置された一対の単一指向性マイクロホン、そして、全指向性マイクロホンを組み合わせています。それぞれのマイクロホンから得られる出力信号に対して、主マイクロホンの側面方向及び背面方向の応答をキャンセルするフィルタ処理を施し、その結果得られる信号を加算することで、背面及び側面感度を抑圧した収音信号を生成します。また、この特許では、音響管の長手方向に沿って配置され、前方狭指向性の主軸を為す正面方向に対して逆方向の指向方向を向けた単一指向性の副マイクロホンも考慮に入れています。これにより、音声の捕捉精度が大幅に向上し、独自の高感度指向性マイクロホンを実現しています。
つまりは、音響管と複数のマイクロホンを用いて前方の音声を高精度に捕捉し、側面及び背面のノイズを抑圧する指向性マイクロホン。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 音響機器製造業安全保障業映像・放送業
- 高度な音声認識システムの開発
- 安全保障システムへの応用
- 高品質な放送・録音システムの実現
この指向性マイクロホンの技術は、音声認識システムの精度を大幅に向上させることが可能です。特に、周囲のノイズが多い環境や、特定の音源からの音声を正確に捕捉したい場合に有効です。
音声による警告や指示を正確にキャッチすることが求められる安全保障システムにこの指向性マイクロホン技術を応用することで、より信頼性の高いシステムを構築することができます。
この指向性マイクロホン技術は、放送や録音の現場での利用に大いに役立ちます。特に、ライブパフォーマンスや屋外での撮影など、背景ノイズが多い状況でも、主要な音源からの音をクリアに録音することが可能になります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-146614 |
発明の名称 | 指向性マイクロホン及び可変指向性マイク付きビデオカメラ |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | 特開2019-029796 |
登録番号 | 特許第0007075188号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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