国立大学法人信州大学
高周波対応可能なSi含有Fe基合金粉の製造技術

国立大学法人信州大学
高周波対応可能なSi含有Fe基合金粉の製造技術
この特許は、Si含有Fe基合金粉の製造方法について述べており、特に高周波数領域で低損失な磁性材料の開発が必要とされている現状に対応する技術です。具体的には、SiO含有被膜を備えたSi含有Fe基合金粉をフッ酸処理し、リン酸水溶液や塩酸水溶液に浸漬、乾燥することで、寸法が小さく、表面にSiO含有被膜を備えた基合金粉を得ることができます。また、この製造方法はフッ酸処理、リン酸水溶液への浸漬及び乾燥、塩酸水溶液への浸漬及び乾燥を繰り返すことで、より精度の高い製品を得ることが可能です。この技術は、パワー半導体、特にSiCまたはGaNパワー半導体の製造において有用であり、高周波数領域で低損失な磁性材料の開発に対する一つの解決策となり得ます。
つまりは、低抵抗性と高スイッチング速度を持つSi含有Fe基合金粉の製造方法に特許が取得されています。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 半導体製造業電子部品製造業自動車産業
- 高周波数対応のパワー半導体製造
- 高性能な電子部品の製造
- 高周波数領域対応の車載電子部品の開発
この特許技術を利用すれば、高周波数領域で低損失なパワー半導体を製造することが可能となります。特にSiCまたはGaNパワー半導体の製造において、高周波数領域での性能向上を図ることができます。
ダストコアやメイントランスなどの電子部品において、高周波数領域での性能が求められています。この特許技術を用いれば、これらの部品をより高性能に製造することが可能となります。
電気自動車やハイブリッド自動車のパワートレイン系に用いられる電子部品は、高周波数領域での性能が求められています。この特許技術を用いれば、これらの車載電子部品をより高性能に開発することが可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-151599 |
発明の名称 | SiO2含有被膜を備えたSi含有Fe基合金粉及びその製造方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人信州大学 |
公開番号 | 特開2019-033114 |
登録番号 | 特許第0006978040号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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