国立大学法人富山大学
次世代の方向推定装置、信号の位相活用による方向精度向上

国立大学法人富山大学
次世代の方向推定装置、信号の位相活用による方向精度向上
本特許では、アンテナ素子それぞれの受信信号を加算し、その位相を取得する方向推定装置が紹介されています。具体的には、信号の位相を平均化し、位相差を算出することで到来波の方向を推定します。前記第1信号と第2信号の位相差を算出し、その位相差に基づき到来波方向を推定する方法です。この方式により、信号の位相情報を詳細に分析し、より正確な方向推定が可能になります。また、負荷インピーダンスの設定値を一定に保つことで、性能の安定性も確保しています。さらに、この方向推定装置はダイポールアンテナと電気的に等価な働きをするアンテナ素子を含むフェーズドアレーアンテナを使用しています。
つまりは、この特許は、信号の位相を平均化し、位相差を算出することで到来波の方向を精度良く推定する方向推定装置に関するものです。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 通信業界防衛産業宇宙開発
- 次世代の無線通信ネットワーク向けの高精度方向推定装置
- ミサイル防衛システム向けの方向推定装置
- 宇宙探査機向けの方向推定装置
無線通信ネットワークでは、通信品質の向上のために信号の到来方向を正確に推定することが重要です。本特許の方向推定装置は、位相情報を詳細に分析することで、より精度の高い方向推定が可能であり、次世代の無線通信ネットワークの品質向上に貢献します。
ミサイル防衛システムでは、迫り来るミサイルの正確な位置と方向を迅速に把握することが重要です。本特許の方向推定装置は、位相情報を活用した高精度な方向推定能力を持つため、迅速かつ正確なミサイル検知が可能となり、防衛システムの性能向上に寄与します。
宇宙探査機では、地球や他の天体からの信号の方向を正確に把握することが求められます。本特許の方向推定装置は、信号の位相情報を詳細に分析し、高精度な方向推定を実現します。これにより、宇宙探査機の信号解析能力が向上し、より正確な探査が可能になります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2018-157197 |
発明の名称 | 方向推定装置および方向推定方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人富山大学 |
公開番号 | 特開2019-039920 |
登録番号 | 特許第0007116996号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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