国立大学法人金沢大学
光学的な純度とキラリティの簡便な判定技術

国立大学法人金沢大学
光学的な純度とキラリティの簡便な判定技術
本特許では、らせん状のポリ(ジフェニルアセチンレン)化合物からなる比色検出型キラルセンサーを用い、光学活性キラルアミン化合物のキラリティ及び光学純度を簡便且つ実用的に決定する方法を提案します。この方法では、2つ以上の化合物をそれぞれ縮合させてアミド化し、前記アミド化化合物の溶液の色調及び蛍光強度を標準サンプルと比較観測することにより、光学活性キラルアミン化合物のキラリティと光学純度を決定します。これにより、光学異性体の選択的な合成技術やラセミ体からの光学異性体の分離技術等と並び、光学異性体のセンシング技術が向上します。
つまりは、本特許は、光学活性キラルアミン化合物のキラリティ及び光学純度の新規な決定方法を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 化学バイオテクノロジー医薬品
- 医薬品開発における光学純度とキラリティの評価
- 生物学的研究におけるセンシング技術の改善
- 分子設計における新規な手法の提供
本特許の技術は、新規な医薬品の開発フェーズにおいて、光学異性体のキラリティと光学純度を簡便且つ正確に評価するのに使われます。これにより、医薬品の薬効や毒性をより正確に予測することが可能になり、開発効率と成功率を向上させることができます。
本特許の技術は、生物学的な研究において、光学異性体のセンシング技術の改善に寄与します。特に、光学異性体が存在する化合物のキラリティを高精度で判定できるため、生物学的な実験における精度と効率を向上させることができます。
本特許の技術は分子設計の領域においても有用です。特に、新規な光学活性キラルアミン化合物の設計と合成において、そのキラリティと光学純度を効率的に評価することが可能となります。これにより、新規な化合物の設計と合成の効率と成功率を向上させることができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-167689 |
発明の名称 | 比色検出型キラルセンサーを用いる光学活性キラルアミン化合物のキラリティー及び光学純度の決定方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人金沢大学 |
公開番号 | 特開2019-045267 |
登録番号 | 特許第0006874990号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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