知財活用のイノベーションで差別化を

知財活用のイノベーションで差別化を

住友理工株式会社
高分子部材とアルミダイカスト部材の接着性を飛躍的に向上させる製造方法

住友理工株式会社
高分子部材とアルミダイカスト部材の接着性を飛躍的に向上させる製造方法

本特許の製造方法は、アルミダイカスト部材と高分子部材とが複合化された複合部材の製造に関するもので、特にエンジンコントロールユニットなどの電子制御装置のケースに利用可能です。従来の技術では、アルミダイカスト部材の表面に形成される炭化物膜の除去が難しく、その結果接着性が劣化してしまうという問題がありました。しかし、本特許では、酸素を含むガス雰囲気にてプラズマ照射を行うことで、これらの問題を解決します。プラズマはマイクロ波プラズマであり、その照射によりアルミダイカスト部材の表面状態が改善され、高分子部材との接着性が大幅に向上します。これにより、従来困難であった高分子部材とアルミダイカスト部材の信頼性の高い接着が可能となります。

つまりは、本特許では、酸素を含むガス雰囲気にてプラズマ照射を行い、アルミダイカスト部材と高分子部材との接着性を向上させる製造方法を提案しています。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 自動車産業電子機器製造航空宇宙産業

  • 高耐久性エンジンコントロールユニットの製造
  • 本特許の技術を活用すれば、アルミダイカスト部材と高分子部材との接着性を大幅に向上させることが可能となります。これにより、自動車のエンジンコントロールユニットなどの電子制御装置のケースの製造において、高耐久性を持つ製品の製造が可能となります。

  • 高精度な電子機器の製造
  • 本特許の技術を用いることで、高精度な電子機器の製造が可能となります。特に、高分子部材とアルミダイカスト部材の接着が必要な電子機器においては、接着性の向上が求められるため、本特許の技術が有効に活用できます。

  • 航空宇宙分野での複合部材の製造
  • 本特許の技術は、航空宇宙分野での複合部材の製造にも活用可能です。特に、高い接着性と耐久性が求められる航空宇宙分野においては、本特許の技術が有効に活用でき、より信頼性の高い部品の製造に寄与します。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

特許評価書を閲覧する

  • 権利概要
出願番号特願2018-107711
発明の名称複合部材の製造方法
出願人/権利者住友理工株式会社
公開番号特開2019-058949
登録番号特許第0006568983号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

準備中です

特許文献ダウンロード

すべてのリスト一覧へ