国立大学法人東京海洋大学
魚類の耳石観察に革新を!精度と効率性を高める耳石試料片の製造方法

国立大学法人東京海洋大学
魚類の耳石観察に革新を!精度と効率性を高める耳石試料片の製造方法
本特許は、魚類の耳石の核を中心に、その試料を研磨し、観察に適した標本ブロックを形成する製造方法に関しています。魚類の耳石は、そのリング構造をカウントすることで魚類の年齢を判断するなど、魚類の研究に欠かせない要素です。しかしながら、これまでの耳石試料の観察方法は、試料の固定位置や角度が一定にならず、その結果として正確な観察が困難でした。本特許では、魚類の耳石試料を固定し、その核を中心に研磨することで、より正確な観察を可能にする方法を提供しています。この方法により、魚類の耳石の観察と解析の精度と効率性が向上します。
つまりは、魚類の耳石の核に向けて試料を研磨し、観察用の標本ブロックを作成する方法を特許化。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 水産業魚類学研究環境科学
- 研究効率化のための耳石観察キットの開発
- 高精度な魚類の年齢推定サービスの提供
- 環境影響評価のための魚類の生息状況調査
本特許の技術を用いて、研究者が試料の取り扱いや観察を効率的に行えるようにするためのキットを開発することが可能です。このキットには、耳石試料の固定と研磨を行うための道具や、製造方法についての詳細な説明書が含まれるでしょう。
本特許の技術を用いて、耳石のリングを正確に観察し、魚類の年齢を推定するサービスを提供することが可能です。これにより、漁業者や研究者が魚類の生息状況や成長過程をより正確に把握することが可能となります。
本特許の技術を用いて、環境の変化が魚類の成長や生息にどのような影響を与えているかを調査することが可能です。耳石の観察から得られる詳細なデータをもとに、環境保護策を立案するための重要な情報を提供できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-195215 |
発明の名称 | 耳石観察用一次包埋ブロック、耳石観察用標本ブロック、耳石試料片の製造方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人東京海洋大学 |
公開番号 | 特開2019-066442 |
登録番号 | 特許第0006982859号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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