学校法人 創価大学
未来の光合成微生物培養技術、バイオリアクターへの新たな一歩

学校法人 創価大学
未来の光合成微生物培養技術、バイオリアクターへの新たな一歩
本発明は、光バイオリアクターの閉鎖型システムで発生する溶存酸素の濃度上昇問題を解決することを目指した光合成微生物用培養容器に関するものです。一般的に、光バイオリアクターで光合成微生物の増殖に伴い、培養液中の溶存酸素濃度が上昇し、これが放置されると光合成が阻害され、微生物が死滅します。従来の閉鎖型光バイオリアクターでは、溶存酸素を除去するために培養液を頻繁に脱気しなければならず、これがコスト増加の一因となっていました。本発明は、対向する第1の面と第2の面を備える薄い袋状の容器で、第1の面が一様に光透過性を有し、第2の面が一様に光反射性を有すると同時に一様に気体透過性を有する多孔質シートであることを特徴としています。これにより、光が十分に透過し、同時に溶存酸素の濃度上昇を抑制することが可能となります。
つまりは、酸素濃度上昇問題を解決した光合成微生物用培養容器の開発
AIによる特許活用案
おすすめ業界 バイオテクノロジー製薬エネルギー
- バイオマス生産の効率向上
- 薬品製造への活用
- 再生可能エネルギーの生産
光合成微生物の増殖を最大限に活用することで、バイオマス生産の効率を向上させることが可能です。本発明の培養容器は、溶存酸素濃度の上昇を抑制し、微生物の死滅を防ぐため、生産性が大幅に向上します。
光合成微生物は、さまざまな種類の薬品や医薬品の製造に使用されます。本発明の培養容器は、これらの微生物の増殖を促進し、製造コストを削減することが可能です。
光合成微生物は、バイオマス燃料の生産にも利用されます。本発明の培養容器は、バイオマス燃料の生産効率を向上させ、再生可能エネルギーの供給を増加させることが可能です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-207419 |
発明の名称 | 光合成微生物用培養容器 |
出願人/権利者 | 学校法人 創価大学 |
公開番号 | 特開2019-076060 |
登録番号 | 特許第0006945852号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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