国立研究開発法人物質・材料研究機構
高性能タンニン酸誘導体皮膜─防錆・抗菌・殺菌・滅菌全てに対応

国立研究開発法人物質・材料研究機構
高性能タンニン酸誘導体皮膜─防錆・抗菌・殺菌・滅菌全てに対応
本特許は、タンニン酸誘導体を含む皮膜形成性組成物を用いて基材上に皮膜を形成する技術で、特に防錆性、抗菌性、減菌性、殺菌性等に優れた皮膜を形成します。タンニン酸誘導体の一部の水酸基が、炭素数3-18の鎖状炭化水素基により置換され、これにより皮膜形成性組成物は人不活性ガスを含み、スプレーの形態となります。この皮膜は、基材上に形成され、タンニン酸誘導体分子同士が配向をして形成されます。さらに、このタンニン酸誘導体は、鎖状炭化水素基がアルキル基であるため、その水酸基の10%-80%が置換されています。
つまりは、タンニン酸誘導体を用いた高防錆性・抗菌性・殺菌性・滅菌性の皮膜形成技術
AIによる特許活用案
おすすめ業界 自動車業界航空機製造業界携帯電話製造業界
- 高性能防錆剤の開発
- 抗菌性・殺菌性・滅菌性皮膜の開発
- 高耐久性コーティング剤の開発
この技術を利用して、自動車や航空機などの金属部品の腐食を防ぐ高性能防錆剤を開発することが可能です。特に、酸性溶液やアルカリ性溶液、塩水に浸漬されることの多い部品に対して有効です。
携帯電話やパソコンなど、人の手に頻繁に触れる製品に対し、抗菌性・殺菌性・滅菌性のある皮膜を施すことで、衛生的な使用環境を提供することが可能です。
この技術を用いて、高耐久性のコーティング剤を開発することが可能です。特に、酸や塩分による腐食から建築物や構造物を保護する用途に利用できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-011459 |
発明の名称 | タンニン酸誘導体を含む皮膜形成性組成物を用いて基材上に膜を形成する皮膜形成方法、及び基材上に形成されたタンニン酸誘導体を含む膜 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | 特開2019-077954 |
登録番号 | 特許第0006691698号 |
- サブスク
- 譲渡
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