公益財団法人鉄道総合技術研究所
大型構造物検査が容易になる「かぶり厚検査装置」

公益財団法人鉄道総合技術研究所
大型構造物検査が容易になる「かぶり厚検査装置」
本装置は、小型無人航空機と、小型無人航空機の構造物の表面に対向する側に設けられた移動機構と、小型無人航空機の移動機構側に設けられたかぶり厚測定センサと、かぶり厚測定センサを構造物の表面に向けて付勢する付勢力を付与する付勢機構とを有することを特徴とします。これにより、人が近づきにくい場所や大掛かりな足場設置が必要な場所でも、鉄筋コンクリート構造物のかぶり厚を容易に検査することが可能になります。また、かぶり厚測定センサは電磁波遮蔽部によって取り囲まれ、精度の高い検査が行えます。付勢機構によって、センサは構造物の表面に適切に接触し、鉄筋の劣化や構造物の強度低下を早期に検知します。
つまりは、無人航空機を活用して、大型構造物の鉄筋コンクリート構造物中の鉄筋のかぶり厚を検査する装置。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 建設業鉄道業ドローン業界
- 大型構造物の定期的な検査
- 災害時の構造物検査
- 遠隔地の構造物検査
鉄道橋梁や高架橋などの大型構造物の定期的な検査に利用することで、作業員の安全性を確保しながら効率的に構造物の健全性を確認することが可能になります。
地震や豪雨などの自然災害後に構造物の安全性を迅速に確認するために使用します。無人航空機を用いるため、人が近づきにくい危険な場所でも検査が可能です。
遠隔地にある構造物の検査にも利用できます。現地に足場設置などの大掛かりな設備を必要とせず、遠隔からでも構造物の状態を検査することができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-209475 |
発明の名称 | かぶり厚検査装置 |
出願人/権利者 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 | 特開2019-082379 |
登録番号 | 特許第0006796051号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です