国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
革新的な防氷・除氷機能付きエンジン

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
革新的な防氷・除氷機能付きエンジン
本特許は、炭素繊維強化プラスチックから成るファンブレードを用いたエンジンであり、ファンブレードの加熱領域を電流を流すことで発熱させ、氷結を防ぐ新しい技術を提供します。特に高空での低温環境において、氷結が発生しやすい航空機のエンジンに対して、この技術は大きな効果を発揮します。ファンブレードは取り外し可能で、前縁側と後縁側に電流供給部が設けられています。そのため、ファンブレード自体を加熱し、氷結を防ぐことが可能です。また、回転軸の前方側先端にはバッテリを収容するスピナーを設け、外部から電源を供給するためのスリップリングも備えています。
つまりは、炭素繊維強化プラスチック製のファンブレードを活用した、電流供給による発熱で氷結を防ぐエンジン
AIによる特許活用案
おすすめ業界 航空業界機械製造業自動車業界
- 高高度での飛行を行うドローンへの適用
- 冷凍倉庫や冷凍トラックの冷却装置への適用
- 極地探検用の地表走行車両への適用
本特許の技術は、高高度での飛行を行うドローンに適用することで、低温環境下での氷結を防ぐことができます。これにより、ドローンの性能を最大限に発揮させることが可能となります。
本特許の技術は、低温環境での操作が求められる冷凍倉庫や冷凍トラックの冷却装置に適用可能です。エンジンの氷結を防ぐことで、冷却装置の効率を向上させ、故障を防ぐことができます。
本特許の技術は、極地探検用の地表走行車両のエンジンに適用することで、厳しい低温環境下でもエンジンの安定した稼働を保つことが可能となります。これにより、極地探検の安全性と効率性を向上させることが期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-240788 |
発明の名称 | ファンブレード及びエンジン |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
公開番号 | 特開2019-108818 |
登録番号 | 特許第0007223386号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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