国立大学法人千葉大学
電力消費を削減するエレクトロクロミック表示素子

国立大学法人千葉大学
電力消費を削減するエレクトロクロミック表示素子
本発明は、エレクトロクロミック表示素子に関するもので、一対の電極、電極間に保持される電解液、および電圧を印加する手段を備えています。この電解液は、溶媒、銀イオンを含有するエレクトロクロミック材料、メディエータ、及びチオール誘導体を含んでいます。電圧を印加した後、回路を開放しても3000秒経過した時点での透過率が40%以下となるように設計されています。これにより、発色状態を一定時間保持することが可能となり、電力消費量を低減することができます。特に、ディスプレイや光量調節フィルタ、防眩ミラーなどの製品に適用可能で、携帯性や使用環境の多様化に対応する表示装置の需要に応えられます。
つまりは、電力を継続して印加せずとも一定時間発色状態を維持できる表示素子
AIによる特許活用案
おすすめ業界 映像技術電子機器自動車
- ディスプレイの省エネ化
- 自動車の防眩ミラーの改良
- 照明装置の効率化
この技術はディスプレイの製造に活用でき、電力消費を抑えつつ高品質な表示を実現できます。特に、携帯電話やパソコンモニタなどの表示装置に適用することで、省エネ化と長時間の使用を可能にします。
防眩ミラーにこの技術を導入することで、光の調節が可能になり、ドライバーの視認性を向上させるとともに、電力消費を削減することができます。これにより、車の燃費改善にも寄与します。
照明装置にこの技術を適用することで、照明の明るさを調整しつつ、電力消費を低減することが可能となります。これにより、エネルギー効率の高い照明装置の製造が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-243370 |
発明の名称 | エレクトロクロミック表示素子 |
出願人/権利者 | 国立大学法人千葉大学 |
公開番号 | 特開2019-109404 |
登録番号 | 特許第0007134455号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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