知財活用のイノベーションで差別化を

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国立大学法人東海国立大学機構
革新的なマトリクス樹脂との接着性向上を実現する炭素繊維の製造方法

国立大学法人東海国立大学機構
革新的なマトリクス樹脂との接着性向上を実現する炭素繊維の製造方法

本特許は、炭素繊維の表面にマトリクス樹脂に対する接着性に優れた官能基を効率的に付与するための新たな製造方法を提供します。特に、炭素繊維を正極側として使用し、マイクロバブルを炭素繊維の表面に作用させつつ電圧を印加することで、接着性に優れた炭素繊維を製造します。これにより、表面がマトリクス樹脂との接着性に優れた炭素繊維が得られます。また、酸化力の強いオゾンだけでなく、酸素、空気、または不活性ガス(窒素、アルゴン)でも効果的であることが特徴です。得られる炭素繊維は、X線光電子分光分析法 (XPS)で測定される炭素原子数に対する酸素原子数の比 (O/C) が、0.06~0.12となり、表面処理の効果が飛躍的に高まることが確認されています。

つまりは、電解酸化とマイクロバブル処理を併用して、炭素繊維の表面に官能基を効率的に付与する技術

AIによる特許活用案

おすすめ業界 繊維製造業コンポジット材料製造業自動車産業

  • 炭素繊維製品の品質向上
  • この技術を用いて製造された炭素繊維は、マトリクス樹脂との接着性が向上します。これにより、炭素繊維製品の品質と性能を向上させることが可能となります。

  • 環境負荷の低減
  • この技術は電解質を実質的に含まない水において電場を印加し、さらにマイクロバブル処理を併用するため、化学物質の使用を抑え、環境負荷を低減することが可能です。

  • 製造コストの削減
  • 炭素繊維の表面処理にこの技術を適用することで、高価な化学物質を使用せずに炭素繊維の接着性を向上させることができ、製造コストを削減することが期待できます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2018-038091
発明の名称炭素繊維、および炭素繊維の製造方法
出願人/権利者国立大学法人東海国立大学機構
公開番号特開2019-151949
登録番号特許第0007033766号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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