知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人物質・材料研究機構
高発電性能と安定動作を両立する固体酸化物形燃料電池

国立研究開発法人物質・材料研究機構
高発電性能と安定動作を両立する固体酸化物形燃料電池

本発明の固体酸化物形燃料電池は、固体電解質と金属ニッケル粒子との粒界領域における固体電解質側表面上にアノード反応助触媒が存在し、このアノード反応助触媒の表面上における活性な酸素の拡散を促進します。これにより、高温での動作が必要な従来の固体酸化物形燃料電池と比べ、低温でも高い発電性能を発揮し、安定的に動作可能となります。また、アノードを焼成体として用いることで、構造的強度も確保されます。これにより、低温での動作による装置コストの低減と、性能寿命の改善という課題を同時に解決します。

つまりは、発明は、低温でも高い発電性能を発揮し、安定的に動作可能な固体酸化物形燃料電池のアノード及び固体酸化物形燃料電池に関するものです。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 エネルギー電力環境

  • 低温での高効率発電装置の開発
  • 本発明を活用することで、従来の固体酸化物形燃料電池が必要とする高温動作を避け、低温でも高い発電性能を発揮する電池を開発することが可能となります。これにより、設備コストの低減や運用効率の向上、さらには設置場所の自由度も増すことが期待されます。

  • 持続可能なエネルギーシステムの構築
  • 本発明は、安定した動作と高い発電効率を低温で実現するため、再生可能エネルギーと組み合わせた持続可能なエネルギーシステムの構築に貢献します。例えば、太陽光や風力を用いて発電し、その電力を本発明の固体酸化物形燃料電池で効率良く利用することが可能となります。

  • 高効率なバックアップ電源としての活用
  • 本発明の固体酸化物形燃料電池は、緊急時や災害時に必要となるバックアップ電源としても活用可能です。低温での高効率な発電性能を発揮するため、長期間の使用や繰り返しの使用にも対応でき、安定した電力供給を確保できます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2018-037124
発明の名称固体酸化物形燃料電池用アノード及びこのアノードを使用した固体酸化物形燃料電池
出願人/権利者国立研究開発法人物質・材料研究機構
公開番号特開2019-153441
登録番号特許第0007058866号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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