国立研究開発法人科学技術振興機構
高弾性・柔軟な電子機能部材の開発

国立研究開発法人科学技術振興機構
高弾性・柔軟な電子機能部材の開発
本特許は、フレキシブルな基材上にエレクトロニクスデバイスを形成する電子機能部材に関するものです。具体的には、電極部を有する繊維網を有し、その電極部を構成する繊維が、芯材、芯材の少なくとも一部を被覆する緩和層、そして緩和層の芯材と反対側の面を被覆する導電層とを備える構造を採用しています。その結果、繊維網は空隙を有するため柔らかく、伸縮した際における導電層の破損を防ぐことができます。また、芯材と緩和層、導電層との三層構造により、高い精度の情報を得ることや装着時の違和感を低減することが可能となります。
つまりは、フレキシブルな基材上にエレクトロニクスデバイスを形成し、伸縮した際の導電層の破損を防ぐ新技術
AIによる特許活用案
おすすめ業界 エレクトロニクスヘルスケア穿着型デバイス
- フレキシブルなウェアラブルデバイスの開発
- 高精度センサーの開発
- フレキシブルエレクトロニクスの進化
この技術を活用することで、身体に装着するウェアラブルデバイスの開発が可能となります。特に、身体の動きに合わせて伸縮することが求められるスポーツウェアやヘルスケアデバイスにおいて、装着時の違和感を軽減し、ユーザーの生体情報をより正確に取得することが可能となります。
この電子機能部材は、高精度の情報取得が可能であるため、各種センサーの開発に活用することができます。特に、柔軟性と伸縮性が求められる環境下での使用に適しており、従来の硬質なセンサーでは難しかった測定も可能となります。
伸縮性を持つ電子部品の開発は、フレキシブルエレクトロニクスの進化を促します。具体的には、曲面や動く部分にも設置可能なディスプレイや回路の開発が可能となり、新たな製品開発の幅を広げることができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2018-048388 |
発明の名称 | 電子機能部材及び電子部品 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人科学技術振興機構 |
公開番号 | 特開2019-161114 |
登録番号 | 特許第0006960161号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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