国立大学法人信州大学
未来の触覚体験、ここに実現。

国立大学法人信州大学
未来の触覚体験、ここに実現。
本特許は、使用者に対し的確な触覚感覚を感じさせることが可能な触覚デバイスに関するものです。このデバイスは、誘電性材料からなるゲルシートの厚さ方向に陽極と陰極が配置されたアクチュエータ素子を含むユニット素子、電源、制御部を備えています。特に、ゲルシートは一方の面が凹凸面に形成され、その凹凸面の頂部を陽極に接触させる構造を有しています。更に、制御部は、ユニット素子に対して外力が作用した際、その作用した領域にあるユニット素子を選択し、その陽極と陰極との間に周期的に電圧を印加することで、利用者に触感覚を感じさせます。これにより、より現実に近い触覚体験が可能になります。
つまりは、低電圧で駆動する、小型化・微細化可能な触覚デバイスの開発。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 VR・AR業界ゲーム業界医療技術業界
- バーチャルリアリティの体験向上
- ゲーム体験の向上
- 医療分野への応用
本デバイスをバーチャルリアリティ(VR)の装置に組み込むことで、より現実感のあるVR体験を提供することが可能になります。タッチパネルに触れた際の振動や、アイテムを掴んだ際の感触など、細かな触覚を感じることができます。
本デバイスをゲームのコントローラーに組み込むことで、プレーヤーはゲーム内のアクションをより現実感あふれるものに感じることができます。例えば、レーシングゲームで車が振動する感覚や、アクションゲームで武器を振るった際の感触を現実に近く体感できます。
本デバイスを利用して、リハビリテーションの一環として触覚を再現する装置を開発することが可能です。これにより、患者は自分の身体に対する感覚を取り戻す助けとなり、リハビリテーションの効果を向上させることが期待できます。また、遠隔医療の一環として、患者自身が自分の体調を把握するためのデバイスとしても活用可能です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2018-091525 |
発明の名称 | 触覚デバイス |
出願人/権利者 | 国立大学法人信州大学 |
公開番号 | 特開2019-197421 |
登録番号 | 特許第0007093103号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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