国立大学法人 香川大学
光学技術を活用した高精度分光測定装置

国立大学法人 香川大学
光学技術を活用した高精度分光測定装置
本特許は、測定対象物の物性を定性的または定量的に測定するための分光測定装置とその方法に関して述べています。装置は位相シフタを含み、平面状の光導入面と平面状の光導出面を有し、これらが互いに平行な第1透過部と、光導出面が光導入面に対して傾いている第2透過部を含む。この構成により、光は装置を通じて一定の光路長差を保持しながら、受光面に向けて出射されます。また、測定方法は、測定対象物から発せられた光を一つの平行光束に統合し、位相シフタによって平行光束を分割するという工程を含む。この技術は、生体成分の非侵襲的な測定を可能にするため、医療分野や研究分野での活用が期待されます。
つまりは、非侵襲的な測定を可能にする高精度分光測定装置
AIによる特許活用案
おすすめ業界 医療生物学研究光学研究
- 非侵襲的な血液成分測定装置の開発
- 高精度な生物学的研究への利用
- 高精度な工業製品の品質検査への利用
この分光測定装置は、血液の採取なしで血液中のグルコースやコレステロールなどの成分を非侵襲的に測定するための装置の開発に活用できます。これにより、患者から血液を採取することなく、定期的な血液成分の測定が可能となり、病気の予防や治療に役立つ情報を提供できます。
この装置は、生物学的な研究においても有用です。特に、生物の体内成分の詳細な分析が必要な研究において、非侵襲的かつ高精度な測定が可能となり、より詳細なデータの取得や新たな発見を促進することが期待されます。
本装置は、製品の物性を高精度に測定するため、工業製品の品質検査にも活用できます。非破壊で精密な測定が可能なため、製品の性能や安全性を確保しつつ、製品の生産効率を向上させることが可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2018-112764 |
発明の名称 | 分光測定装置及び分光測定方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人 香川大学 |
公開番号 | 特開2019-215262 |
登録番号 | 特許第0007182243号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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