国立研究開発法人科学技術振興機構
電力消費を削減する革新的な電子回路

国立研究開発法人科学技術振興機構
電力消費を削減する革新的な電子回路
本特許は、電力消費を削減することを目的とした電子回路に関するものです。特性にヒステリシスがないモード、または伝達特性が急なモードを持つ電子回路を特徴としています。第1電源電圧と第2電源電圧が供給され、これらの間に接続された第1インバータと第2インバータがループを形成します。これらのインバータの少なくとも1つには、クロック信号に同期してオンおよびオフするスイッチが含まれています。さらに、クロック信号を供給するクロック供給回路と、電源電圧を供給する電源供給回路が備えられています。これらの構成要素により、電力消費を削減しながら、高い性能を維持することが可能となります。
つまりは、ヒステリシスを持たないモードを持つ電子回路、または伝達特性が急なモードを持つ電子回路
AIによる特許活用案
おすすめ業界 電子工学情報技術ハードウェア開発
- 電力効率の高いデバイスの開発
- 高速で低消費電力の記憶回路の設計
- エネルギー効率の高いデータセンターの構築
本特許の技術は、電力効率の高いデバイスの開発に活用することができます。特に、モバイルデバイスやウェアラブルデバイスなど、バッテリー寿命が重要な要素となる製品に対して、この技術を適用することで、使用時間を延長することが可能になります。
伝達特性が急なモードを持つ本特許の技術は、高速で低消費電力の記憶回路の設計に適しています。これにより、従来のCMOSで構成された記憶回路に代わる新たな選択肢を提供し、システムの動作速度などの性能を劣化させることなく、消費電力を削減することが可能となります。
本特許の技術は、エネルギー効率の高いデータセンターの構築にも活用できます。大量のデータを処理し、膨大な電力を消費するデータセンターでは、電源供給回路やインバータの設計により、電力消費を大幅に削減することができます。これにより、データセンターの運用コストを低減し、環境負荷を軽減することが可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-124905 |
発明の名称 | 電子回路 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人科学技術振興機構 |
公開番号 | 特開2019-216423 |
登録番号 | 特許第0006830681号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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