国立大学法人 新潟大学
革新的な汚泥処理システムで環境問題を解決

国立大学法人 新潟大学
革新的な汚泥処理システムで環境問題を解決
本発明は、燃焼炉の壁等に付着し、燃焼炉の炉璧を傷めるリン成分が含まれる汚泥を効果的に処理するシステムに関するものです。汚泥の消化液を吸着剤と接触させ、リン成分の一部を吸着させた後、リン酸カルシウムまたはリン酸マグネシウムとして析出して除去します。さらに、このシステムには、汚泥中のリン成分の少なくとも一部を析出させる析出処理部と、燃焼炉が含まれています。このシステムは、燃焼工程での燃焼温度が550℃以上900℃以下となるように設計されており、これにより燃焼炉の壁等へのリン酸化合物の付着を防ぎます。
つまりは、燃焼炉を保護しながら汚泥中のリン成分を効果的に除去する汚泥処理システム
AIによる特許活用案
おすすめ業界 環境サービス下水処理廃棄物処理
- 汚泥処理施設の改善
- 新規汚泥処理施設の設計
- 環境教育用教材としての活用
現存する汚泥処理施設に本発明の汚泥処理システムを導入することで、燃焼炉の耐久性を向上させ、リン成分の処理効率を向上させることができます。これにより、施設の運用コストを削減し、長期的な利益を得ることが可能です。
新規に汚泥処理施設を設計する際に、本発明の汚泥処理システムを取り入れることで、初期から効率的なリン処理と燃焼炉の保護を実現できます。これにより、設備の寿命を延ばし、運用コストを抑えることが可能です。
本発明の汚泥処理システムは、環境教育の一環として教材として活用することも可能です。具体的な汚泥処理方法を学ぶことで、学生たちは環境問題についてより深く理解することができ、解決策を考えるきっかけとなります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2018-118313 |
発明の名称 | 汚泥の処理方法および汚泥の処理システム |
出願人/権利者 | 国立大学法人 新潟大学 |
公開番号 | 特開2019-217475 |
登録番号 | 特許第0007205856号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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