国立大学法人京都大学
革新的な圧力計測技術、導電性硬球群を活用した圧力センサー

国立大学法人京都大学
革新的な圧力計測技術、導電性硬球群を活用した圧力センサー
本技術は、導電性を有する複数の硬球で構成された硬球群と、その硬球群を位置固定するハウジング、そして硬球群と電気的に接続される第1電極と第2電極を備えた圧力センサーである。硬球群はハウジング内で接触集合状態を保持し、圧力変化により硬球群が力を受けると、第1電極と第2電極との間の抵抗値が変動する。この抵抗値の変化を利用して、精確な圧力計測が可能となる。特に、硬球群に含まれる硬球の数が10以上である場合に、より詳細な圧力測定が可能となる。また、この圧力センサーは圧力測定装置としても活用でき、第1電極と第2電極との間の電気抵抗の値を取得する回路部を備える。これにより、圧力測定の精度が向上し、座屈や変形による問題を解消するものである。
つまりは、圧力変化により硬球群の間の抵抗値が変化することで、精確な圧力測定が可能な圧力センサー
AIによる特許活用案
おすすめ業界 建設業土木工学電子機器製造業
- 高精度な土圧測定への応用
- 精密機器への応用
- 高圧力環境下での利用
土圧測定は、建設業や土木工学において重要な要素である。しかし、これまでの方法では精度が低下する問題があった。本技術を用いれば、硬球群の抵抗値変化を利用して高精度な土圧測定が可能となる。
精密機器の製造や研究開発では、微細な圧力変化を検知することが求められることが多い。本技術はそのような微細な圧力変化を正確に捉える能力を持つため、精密機器の開発や改良に活用可能である。
本技術は、座屈や変形といった問題を有しないため、高圧力環境下でも安定した性能を発揮する。そのため、深海探査や高圧ガスの管理など、高圧力環境下での作業における圧力測定に活用できる。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2018-115467 |
発明の名称 | 圧力センサおよび圧力測定装置 |
出願人/権利者 | 国立大学法人京都大学 |
公開番号 | 特開2019-219222 |
登録番号 | 特許第0007116991号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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