日本放送協会
音源信号の低雑音抽出を可能にする新時代の収音装置

日本放送協会
音源信号の低雑音抽出を可能にする新時代の収音装置
本特許は、複数のマイクロホンを使用して収音した複数方向の音源信号について、ウィーナーフィルタを応用し個別に低雑音化して抽出する方向別収音装置及びプログラムに関するものです。特に、マイクロホンの各方向の感度が未知の場合でも、観測や予測に頼らずに音源信号を個別に低雑音化して抽出することが可能です。また、感度比を推定算出し、ウィーナーフィルタを単位時間毎に更新する機能を備えています。さらに、全マイクロホンに関する感度比を用いて重み係数を算出し、重み付き線形和により各マイクロホンの正面方向の音源信号のPSD和を推定算出する機能も装備しています。
つまりは、多数のマイクロホンを用いて収音した多方向の音源信号を個別に低雑音化して抽出する新技術
AIによる特許活用案
おすすめ業界 音響技術音楽業界テレビ・ラジオ放送業界
- 低雑音化されたクリアな音声を活用したリアルタイム翻訳サービス
- 音楽ライブやコンサートでの音質向上
- 会議や講演会での音声記録の品質向上
この技術は、複数の音源からの音声をクリアに抽出できるため、複数言語が混在する環境でのリアルタイム翻訳サービスに活用可能です。音声認識の精度を向上させ、よりスムーズなコミュニケーションを実現します。
この技術を活用することで、複数の楽器やボーカルからの音源を個別に抽出し、それぞれを最適なバランスでミックスすることが可能になります。これにより、音楽ライブやコンサートの音質を向上させることができます。
会議や講演会では、複数の人々が話す音声をクリアに録音することが求められます。この技術を用いることで、各話者の音声を個別に抽出し、低雑音化することが可能になります。これにより、音声記録の品質が大幅に向上し、後からの確認や文字起こしが容易になります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2018-130035 |
発明の名称 | 方向別収音装置及びプログラム |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | 特開2020-010196 |
登録番号 | 特許第0007112269号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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