国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
効率的な水草除去を可能にする革新的水噴射装置

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
効率的な水草除去を可能にする革新的水噴射装置
本発明は、水を噴射する装置(ノズル)に関するもので、流水の運動量を増加させることで水草の除去を可能にします。特に、内管の噴射口付近に固定された傾斜板と、外気孔の開口部に設置された開閉栓が特徴的です。傾斜板は内管を貫通し、内側に傾斜する姿勢で固定され、空気吸入孔が設けられています。開閉栓は外気の流入を調節し、圧送水の断面積を縮小またはその縮小を抑制します。これにより、比較的小規模な圧送手段を用いても水草を除去することが可能となります。また、本発明は、これを用いた水草除去方法も提供します。
つまりは、小型の圧送手段を用いて水草を除去するための装置および方法の特許
AIによる特許活用案
おすすめ業界 農業土木工事環境保全
- 農業での水草管理
- 土木工事での水路整備
- 環境保全活動での異常生物対策
本発明の水噴射装置は、農業分野での水草の管理に活用することができます。特に、水田や水路などに生える水草を効率的に除去することが可能です。これにより、水の流れを改善し、作物の生育環境を最適化することが可能となります。
土木工事の現場では、水路の整備や改修作業において、水草の除去が必要となる場合があります。本発明の水噴射装置は、そのような現場での水草除去作業を効率化することができます。大型の機械を必要とせず、比較的小規模な圧送手段を用いることで、作業の労力とコストを削減することが可能です。
河川や湖沼で外来種の水草が繁茂し、生態系に影響を与える問題があります。本発明の水噴射装置は、これらの外来種の水草を効率的に除去し、元の生態系を保全するための活動をサポートすることができます。また、使用後の水草は回収しやすいため、環境への影響も最小限に抑えることが可能です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-050836 |
発明の名称 | 水噴射装置、及び水草除去方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 | 特開2020-022434 |
登録番号 | 特許第0007106123号 |
- サブスク
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- ライセンス
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